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十勝岳 · ルート

↘ 十勝岳 — 望岳台ルート

標高差1140 m 距離16.0 km 最大斜度56° 斜面方位N · W · NW 地形分類(自動・公式ATESではない)コンプレックス

このルートには重大なバックカントリーの危険があります。表示する斜度と ATES は計画用の推定であり、当日の安全やグループとの適合を判定するものではありません。

出典:国土地理院(標高タイル dem5a + DEM10B を加工して作成)
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斜度 · profile

2073 m 1503 m 933 m

← 距離 15.5 km →

地形の斜度 DEMによる推定(公式ATESではありません)。各区間の斜度帯。
< 27° 27–30° 30–35° 35–45° 危険帯 > 45°
区間ごとの地形(データ表)
%m斜度斜面方位
0% 933 24° E
3% 982 25° N
6% 1052 15° W
10% 1114 22° NW
13% 1230 31° NW
16% 1310 37° W
19% 1407 32° NW
23% 1455 34° N
26% 1480 47° NE
29% 1428 48° NW
32% 1497 49° S
35% 1674 42° N
39% 1869 56° NW
42% 2049 51° W
45% 2002 56° E
48% 1958 56° SW
52% 1877 34° S
55% 1798 25° SE
58% 1819 33° W
61% 1908 36° SE
65% 1977 25° E
68% 2002 39° NE
71% 2013 39° NW
74% 1841 28° NW
77% 1786 40° NW
81% 1735 36° N
84% 1552 39° NW
87% 1392 40° W
90% 1271 22° NW
94% 1148 19° N
97% 1075 21° W
100% 1012 25° N

ルート解説

【最重要・規制】十勝岳は活火山です。気象庁は2026年9月12日09:30に噴火警戒レベル3(入山規制)へ引き上げ(2026-09-12 現在継続)、火口から概ね3kmの範囲では大きな噴石に警戒を呼びかけています。山頂そのものがこの範囲の内側にあるため、望岳台からのこのラインは現在、全体がクローズです。下部だけを歩ける区間として扱わないでください。道道966号(望岳台ゲート〜十勝岳ゲート)は2026年9月12日から通行止め(解除未定、上富良野町観光協会 2026-09-14)。以下に残した『規制圏』『1300m以上』の記述は、レベル2当時(2026年6月〜9月11日)の1.5km規制の記録であり、現行の立入可否を示しません。本サイトは新しい規制境界を描画していません。出発前に必ず最新のJMA火山情報とJAN(日本雪崩ネットワーク)道央のブリテンを確認してください。

望岳台ルートは美瑛・白金側、標高約930mの望岳台駐車場(142.6499E, 43.4476N)を起点に、北西面(アスペクトNW)を山頂方向へ詰める本来は標高差約1140m・片道約16kmのラインです。最大斜度は約57°と記録されますが、これは火山壁の短い急斜面を含む数値で、スキンライン全体の傾斜ではありません。レベル2当時(2026年6月〜9月11日)は、おおむね標高1300mより下の開けた泥流(マッドフロー)・スコリア扇状地までが行動範囲として記録されていました。これは当時の記録で、レベル3の現在は下部を含めこのライン全体に立ち入れません。

その下部の扇状地も平易な地形ではありません。森林限界より上は、風で磨かれた一様な火山礫の斜面が広がり、目印が極端に乏しく、ガス・地吹雪の中では深刻なホワイトアウトに陥ります。ここは1926年(大正15年)の大正泥流(ラハール)の発生源にあたる地形でもあり、火山と雪崩の双方の地形であることを念頭に行動してください。十勝岳岳避難小屋(十勝岳ヒュッテ)が中腹の目安となります。

【火山特有の危険】火口に近づくほど、火山特有のハザードが顕在化します。地熱で薄い積雪が溶け、その下に見えない蒸気の空洞(隠れた穴)が生じていることがあり、踏み抜くと熱傷や転落につながります。火山ガス(SO2・H2S)が風下や窪地に滞留し、無色・無臭でも急性中毒の危険があります。山頂・火口付近の地表は約300℃に達する場所があり、近づくこと自体が致命的です。これらは規制が敷かれている直接の理由です。

【滑走時の注意 — アスペクトとホワイトアウト】十勝岳をはじめとするこの一帯の火山コーンは、上部がどの方向にも似た無特徴な斜面で、フラットライト(曇天やガスで陰影が完全に消える状態)では、登ってきた北西面と別のアスペクトを取り違えて滑り込みやすく、これは毎シーズン繰り返される典型的な事故です。コンパス/GPSで降下方位を必ず確認し、視界不良時は無理に滑らないこと。

ここは管理された斜面ではなく、活火山であり、かつ全行程が雪崩地形です。本ルートは推奨ではなく、地形と規制状況の説明として読み、安定性評価・規制確認・各自の判断のうえで行動してください。

難易度(4軸 / 5段階)
体力 · 4/5
技術 · 3/5
雪崩リスク · 5/5
ナビ · 5/5

アクセス・後勤

【登山口・駐車】美瑛・白金側、標高約930mの望岳台駐車場(142.6499E, 43.4476N)が起点。冬期は除雪状況により利用可否・駐車範囲が変わるため、現地の最新情報を確認のうえ計画すること。

【規制の確認(必須)】十勝岳は噴火警戒レベル3(入山規制・2026年9月12日引き上げ、2026-09-12 現在)。火口から概ね3kmで大きな噴石に警戒(JMA)。山頂はその内側で、望岳台からのこのラインは全体が閉鎖。『1300m以上で規制圏に入る』はレベル2当時(2026年6月〜9月11日)の1.5km規制の記録。道道966号は2026年9月12日から通行止め(解除未定)。出発前に必ず気象庁(JMA)の火山情報で規制範囲・レベルの最新状況を確認すること。レベルや規制は変動し得る。

【アクセス】美瑛・白金温泉方面から望岳台へ。冬期は路面凍結・積雪が前提で、四輪駆動+冬タイヤなど相応の装備が必要。公共交通は便数が限られるため事前確認を推奨。

【行動範囲】レベル2当時(2026年6月〜9月11日)は、おおむね標高1300mより下の開けた泥流・スコリア扇状地までが行動範囲として記録されていた。レベル3の現在、このラインは全体がクローズで、下部も含めて立ち入れない。

【下山後】美瑛・白金温泉エリアに温泉・飲食店が点在する。営業状況・時間は季節により変動するため、現地で確認のこと。

今日/明日の簡報

十勝岳 — 望岳台ルート

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Hokkaido Wilds · Rob Thomson — HokkaidoWilds.org · CC BY-SA 4.0

計画補助です。判断ではありません。必ず当日の公式雪崩情報を確認し、現地で判断してください。

ルートデータ出典: Rob Thomson — HokkaidoWilds.org · CC BY-SA 4.0 · ↓ GPX ダウンロード