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⛰ 雪風 SnowWind

十勝岳 · ルート

↘ 十勝岳 — 安政火口

標高差362 m 距離5.0 km 最大斜度50° 斜面方位SW · W · NW 地形分類(自動・公式ATESではない)コンプレックス

⚠️ 羊蹄山のルートはすべて上級者向けの複雑な雪崩地形です(最大斜度およそ37〜47°)。初めてのツアーや無ガイドのAST-1パーティ向きではありません。

斜度 · profile

1632 m 1451 m 1270 m

← 距離 4.7 km →

⛰ 地形の斜度 DEMによる推定(公式ATESではありません)。各区間の斜度帯。
< 30° 30–35° 35–45° 危険帯 > 45°
区間ごとの地形(データ表)
%m斜度斜面方位
0% 1270 41° W
3% 1288 42° SW
6% 1294 11° N
10% 1303 17° NW
13% 1321 23° NW
16% 1340 24° NW
19% 1361 33° W
23% 1393 32° W
26% 1418 43° SW
29% 1417 50° S
32% 1432 35° W
35% 1453 29° NW
39% 1482 36° NW
42% 1532 45° NW
45% 1627 45° NW
48% 1546 40° N
52% 1488 30° NW
55% 1455 30° N
58% 1431 50° W
61% 1420 42° S
65% 1464 38° SW
68% 1537 47° SW
71% 1581 46° S
74% 1510 36° S
77% 1469 30° SW
81% 1426 36° W
84% 1386 27° W
87% 1347 24° W
90% 1327 20° W
94% 1306 11° SW
97% 1295 38° NW
100% 1290 38° SW

📖 ルート解説

⚠️【まず規制の確認を】十勝岳は活火山で、噴火警戒レベル2(62-2火口から約1.5km立入規制・2026年6月〜)が継続中です。安政(ヌッカクシ)火口の谷は、この公表規制圏の外側にあります(トラックの最接近点で62-2火口から約1.7km)。ただし境界は谷の上部に近く、レベルや規制範囲が変われば状況は一変します。現行のJMA規制は過去のルート記録より常に優先します——出発前に必ず最新のJMA火山情報を確認してください。

【ルート概要】安政火口(約1450m)は十勝岳温泉の凌雲閣の東、上ホロカメットク山(1920m)西面の岩壁に囲まれた谷の最上部で噴気を上げる活動的な地熱地帯です。標高約1270mの除雪された駐車場から入るため、少ない登高(累積約500m・約5km・4時間前後)でアルパインの複雑な地形に届きます。特定の一本を滑るルートではなく、谷の両側と谷頭のボウル・ガリー群を条件に応じてラップする『探索型』のゾーンで、最大斜度は約57°(短い岩壁沿いの急斜部)、中央値約27°です。降雪後の風の弱い日には、コンパクトで比較的保護された急斜面が連続します。

【行き方】凌雲閣脇の公共駐車場から夏道沿いに高みを保って東へ。ヌッカクシ富良野川を渡る地点から谷沿いに東へ詰めると『火口』——実際には噴気を上げるガリー状の窪地——に至ります。帰路は往路を戻します。

【この谷固有の危険】(1) 火山ガス:安政火口は活動的な噴気地帯で、SO2/H2Sは無色・無臭でも窪地や谷底に滞留し、風のない日は危険濃度になり得ます。噴気孔や窪みに立ち入らない・風上を保つこと。(2) 岩壁からの落石・雪庇:谷は上ホロカメットク西壁の岩と雪稜に囲まれ、冬期登攀の対象になるほどの急峻な壁からの落石・氷塊・雪崩が谷底に達します。(3) 地形の罠:谷底・ガリーは堆積地形で、小さな雪崩でも深く埋まります。2026年3月にはこの安政火口・三段山方面でサイズ2のウインドスラブによる完全埋没事故が発生しています。(4) 全域がアルパインで、コンディション依存性が非常に高いゾーンです。

【ナビゲーション】視界の良い日に入る谷です。ガスや地吹雪では岩壁と噴気と規制境界に囲まれた袋小路で方向を失いやすく、谷の上部で東へ詰めすぎれば規制圏に近づきます。GPS+コンパスで確認し、JMA火山情報とJAN道央雪崩情報を必ず出発前に確認してください。推奨ではなく地形の説明です。

難易度(4軸 / 5段階)
体力 · 2/5
技術 · 3/5
雪崩リスク · 5/5
ナビ · 4/5

🚗 アクセス・後勤

【規制の確認(最優先)】十勝岳は噴火警戒レベル2(2026年6月〜)。安政火口の谷は現状で公表規制圏の外側ですが、境界は近い。出発前に必ずJMA火山情報で最新のレベル・範囲を確認。現行規制は過去のルート記録より常に優先します。

【起点・駐車】凌雲閣(十勝岳温泉、約1270m)隣接の大きな除雪済み公共駐車場。ここが北海道でも有数の高所トレイルヘッドで、登高を抑えてアルパインに入れます。

【アクセス】上富良野から十勝岳温泉への道道で終点まで。冬期は路面凍結・積雪前提、公共交通は限られるため車が現実的。

【雪と装備】全域アルパインでコンディション依存。ビーコン・ショベル・プローブ必携、ガリー・谷底の地形の罠を常に意識。JAN道央雪崩情報(週3回)を確認。

【下山後】凌雲閣(十勝岳温泉)、カミホロ荘、白銀荘など、北海道屈指の湯が並ぶエリアです。営業時間は現地で確認を。

📍 羊蹄山の現地メモ

📋 トリッププラン

🏔 地形(自動)

地形分類(自動・公式ATESではない)コンプレックス
斜面方位W · 270°高山帯12701632 m最大斜度50°斜度 (med)27°

斜度からの推定値です。正式な ATES 評価ではありません。

🌡 今日のコンディション

すべて推定値です。公式の雪崩情報・気象情報を優先してください。

⚠️ 雪崩情報(必読)

当日の危険度と雪崩バラ(方位/標高)は公式情報で確認してください。

📝 出発前チェックリスト

🗺 Hokkaido Wilds · Rob Thomson — HokkaidoWilds.org · CC BY-SA 4.0

🎥 山のまこちゃん · 動画レポート

山のまこちゃんが羊蹄山の各ルートを動画で解説しています(埋め込みは許諾申請中)。

ルートデータ出典: Rob Thomson — HokkaidoWilds.org · CC BY-SA 4.0 · ↓ GPX ダウンロード