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十勝岳 · ルート

↘ 十勝岳 — 三段山

標高差733 m 距離6.2 km 最大斜度42° 斜面方位N · NW · W 地形分類(自動・公式ATESではない)コンプレックス

このルートには重大なバックカントリーの危険があります。表示する斜度と ATES は計画用の推定であり、当日の安全やグループとの適合を判定するものではありません。

出典:国土地理院(標高タイル dem5a + DEM10B を加工して作成)
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斜度 · profile

1746 m 1380 m 1013 m

← 距離 5.9 km →

地形の斜度 DEMによる推定(公式ATESではありません)。各区間の斜度帯。
< 27° 27–30° 30–35° 35–45° 危険帯 > 45°
区間ごとの地形(データ表)
%m斜度斜面方位
0% 1014 25° NW
3% 1039 16° NW
6% 1069 20° NW
10% 1097 26° N
13% 1135 29° W
16% 1180 28° N
19% 1212 26° NW
23% 1249 31° N
26% 1303 31° NW
29% 1350 22° W
32% 1391 37° N
35% 1441 40° NE
39% 1510 23° NW
42% 1563 31° N
45% 1609 36° SW
48% 1676 40° NW
52% 1735 41° SW
55% 1706 35° NW
58% 1636 36° NE
61% 1589 26° N
65% 1534 34° N
68% 1457 40° NW
71% 1410 27° N
74% 1359 30° NW
77% 1315 31° SW
81% 1262 31° N
84% 1220 23° NW
87% 1196 28° NW
90% 1154 29° NE
94% 1108 23° W
97% 1075 16° NW
100% 1048 15° NW

ルート解説

【最初に — 活火山・噴火警戒レベル3(入山規制)】 十勝岳は活火山です。気象庁は2026年9月12日09:30に噴火警戒レベル3(入山規制)へ引き上げ(2026-09-12 現在継続)、火口から概ね3kmの範囲では大きな噴石に警戒を呼びかけています。(9月14日に継続確認)上富良野町側の十勝岳温泉・吹上の登山口は使用禁止、町内から大雪山連峰方面への登山は全面禁止です(かみふらの十勝岳観光協会 2026-09-12)。三段山(1748m)の山頂は62-2火口から約1.6kmと記録されており、山頂も上部も現行の『概ね3km』の範囲の内側です。したがって本ルートは現在クローズで、上富良野町側の登山口からは出発できません。以下に残した『規制圏』『1.5km』の記述は、レベル2当時(2026年6月〜9月11日)の記録であり、現行の立入可否を示しません。本サイトは新しい規制境界を描画していません。以下は規制が緩和されるまでの地形の記録です。出発前には必ず最新のJMA火山情報を確認してください。

【ルート概要】 三段山は十勝岳温泉・白銀荘(標高約1280m、登山口 142.6416E / 43.4314N)を起点に、北西面(アスペクトNW)を標高差約733m、往復約6.2kmで登る、十勝連峰の入門〜中級のツアーです。出発点の標高が高いぶん登高量は控えめですが、稜線・上部は風衝地で、最大斜度は約42°に達する区間があります(この数値は短い急斜面を指し、スキンのライン全体の傾斜ではありません)。

【地形と登り】 名前のとおり段状の地形(ベンチ)を三段に登り上げる構成で、樹林帯を抜けると風で叩かれた特徴の乏しい平坦地が広がります。中央北海道の寒冷な雪質ゆえ、雪面は風成雪・クラスト・硬い吹き付け雪が混在しやすく、北西の季節風をまともに受ける北西面はとくにウインドスラブができやすい場所です。十勝連峰の積雪は持続性の弱層(パーシステント・ウィークレイヤー)を抱えやすく、明確な雪崩地形として各自の安定性評価が不可欠です。

【火山ガス火口は近い — 入らないこと】 三段山自体はレベル2当時(2026年6月〜9月11日)の旧1.5km圏の外側と記録されていましたが、現行の概ね3km圏の内側です。加えて、火山ガスを噴き出す安政火口がすぐ近くにあります。火山ガス(SO2/H2S)は窪地や火口底に滞留し、風下では無臭でも危険濃度になり得ます。安政火口や火口地形には絶対に立ち入らないこと。また、地熱で薄くなった雪が隠れた蒸気の空洞(スチームボイド)を覆っている場所がある——踏み抜きの危険を常に念頭に。

【滑走時の最重要注意 — アスペクトとホワイトアウト】 十勝岳は独立した火山コーンで、上部はどの方向も似たのっぺりした斜面が広がります。フラットライト(曇天・ガスで陰影が消える状態)や地吹雪のなかでは、登ってきた北西面と隣の面を取り違え、別アスペクト——最悪の場合は火口側——へ滑り込みやすい。これはこの種の火山コーンで繰り返される典型的なミスです。GPS・コンパスで降下方位を必ず確認し、火口側へは決して寄らないこと。視界不良時は無理に上部へ詰めない判断を。

本ルートは推奨ではなく、全行程が雪崩地形であり、かつ活火山の現行の警戒範囲(火口から概ね3km)の内側に位置するという二重のリスクを負う地形の説明です。JANの中央北海道速報とJMAの火山情報の両方を確認し、判断と結果はすべて自己責任で。

難易度(4軸 / 5段階)
体力 · 2/5
技術 · 3/5
雪崩リスク · 4/5
ナビ · 4/5

アクセス・後勤

【登山口・駐車】 起点は十勝岳温泉・白銀荘(標高約1280m、142.6416E / 43.4314N)。冬期も道路は除雪され、白銀荘や十勝岳温泉の駐車場を利用できるが、台数・除雪状況は天候により変わるため事前に確認を。標高1280mからの出発で、入山時点ですでに森林限界が近い。

【アクセス】 上富良野町から十勝岳温泉へ上がる道路(道道)でアプローチ。冬期は路面凍結・積雪が前提で、四輪駆動+冬タイヤなど相応の装備が必要。公共交通は便数が限られるため、自家用車かツアー手配が現実的。

【規制の確認(最重要)】 出発前に必ずJMAの十勝岳・火山情報で噴火警戒レベルと規制範囲を確認すること。三段山は2026年6月時点の記録では旧1.5km圏のすぐ外側とされていたが、2026-09-12 現在はレベル3(入山規制)で上富良野町側の登山口は使用禁止。レベルや規制範囲が変われば状況は一変する。雪崩はJANの中央北海道速報を併せて確認。

【下山後】 白銀荘・吹上温泉など周辺に温泉がある。営業時間・冬期休業は施設ごとに変動するため、現地で確認のこと。

今日/明日の簡報

十勝岳 — 三段山

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Hokkaido Wilds · Rob Thomson — HokkaidoWilds.org · CC BY-SA 4.0

計画補助です。判断ではありません。必ず当日の公式雪崩情報を確認し、現地で判断してください。

ルートデータ出典: Rob Thomson — HokkaidoWilds.org · CC BY-SA 4.0 · ↓ GPX ダウンロード