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⛰ 北海道バックカントリー

羊蹄山 Mt Yotei · ルート

↘ 京極コース

標高差1473 m 距離8.1 km 最大斜度52° 斜面方位NE · E 地形分類(自動・公式ATESではない)コンプレックス

⚠️ 羊蹄山のルートはすべて上級者向けの複雑な雪崩地形です(最大斜度およそ37〜47°)。初めてのツアーや無ガイドのAST-1パーティ向きではありません。

斜度 · profile

1894 m 1158 m 421 m

← 距離 7.5 km →

区間ごとの地形(データ表)
%m斜度斜面方位
0% 616 22° NE
3% 678 38° E
6% 743 32° E
10% 815 33° NE
13% 907 47° NE
16% 1002 41° N
19% 1117 34° NE
23% 1245 40° NE
26% 1386 44° E
29% 1512 41° E
32% 1626 39° E
35% 1770 37° E
39% 1883 46° E
42% 1894 46° NE
45% 1886 37° E
48% 1765 39° E
52% 1621 42° E
55% 1508 44° E
58% 1380 40° E
61% 1240 34° NE
65% 1111 43° NE
68% 998 47° N
71% 903 33° NE
74% 812 32° E
77% 744 38° E
81% 680 22° E
84% 619 20° NE
87% 561 20° NE
90% 516 10° NE
94% 484 10° NE
97% 459 16° E
100% 433 28° SE

📖 ルート解説

京極ルートは羊蹄山の北東面(アスペクトNE〜E、平均斜面約32°、最大約52°)を、標高約421mの登山口から山頂部(約1894m)まで約1473mを一気に突き上げる、行程約8.1km・全行程アルパインの大型ルートです。ATES評価は『複雑(Complex/レベル3)』に分類される雪崩地形であり、推奨ガイドではなく地形と状況の説明として読んでください。

【登山口 約421m】登山口標識から出発。序盤は樹林に守られた緩い登りで、早い段階で『2nd road crossing(2つ目の林道横断)』を通過します。風の影響は小さい区間です。

【約970m 細い尾根(narrow spur)】樹林帯の中で尾根が細くなる地点。ここまでは比較的安定した登りですが、上に向かうほど斜度が増していきます。

【約1100〜1350m クランポン帯】『Crampons/ski-crampons may be required(クランポン/スキークランポンが必要になることがある)』の標識付近から、斜面は硬く締まり、風で磨かれてアイスバーンになりやすくなります。シールのグリップが効かなくなり、スキークランポンやアイゼンが要る場面が出ます。

【約1350m 多くがここから滑走(Most descend from here)】現実的な滑走起点として広く使われる標高です。これより上は風衝地でクラスト・氷化が進み、視界不良時には地形判断が難しくなります。多くのパーティはここから引き返し、北東面を滑り降ります。

【約1350m以上 火口縁・山頂へ】さらに上を目指す場合、斜度は最大約52°に達する区間があり、雪面はより硬く、稜線では風が強烈になります。真狩岳(1892m)を経て火口縁に出て、羊蹄山頂(1898m/トラック上約1894m)に至ります。山頂部は巨大な火口を抱く広く特徴に乏しいコーンです。

【滑走時の注意】最大の危険は滑走時のアスペクト誤認です。羊蹄山は対称的でのっぺりした円錐で目印が少なく、ガス・フラットライト(曇天で陰影が消える状態)では登ってきた北東面と隣のアスペクトを取り違えやすく、別の沢や面に引き込まれます。GPS・コンパスで登路アスペクト(NE〜E)を確実に確認しながら降りてください。風成雪・ウインドスラブ、クラスト下の弱層、火口側の急斜面に注意。判断を要する雪崩地形です。

難易度(4軸 / 5段階)
体力 · 4/5
技術 · 3/5
雪崩リスク · 4/5
ナビ · 4/5

🚗 アクセス・後勤

【登山口・駐車】京極ルートは羊蹄山の北東側、京極町側からの登山口(標高約421m、「登山口標識」地点)を起点とします。冬季はバックカントリー利用者向けの駐車スペースに各自で停めますが、除雪状況は不定で台数も限られます。路上駐車や除雪の妨げになる駐車は避けてください。

【アクセス】札幌・新千歳方面からは車で約2〜2.5時間。冬季はスタッドレスタイヤ必須で、林道・取付き付近は未除雪のことがあります。公共交通の便は乏しく、自家用車かツアー手配が現実的です。

【滑走起点】上部は風衝・氷化が進むため、多くのパーティは標高約1350mの「Most descend from here」付近を現実的な滑走・引き返し地点としています。

【下山後】下山後はニセコ・倶知安・京極エリアに日帰り温泉や飲食店が点在しています。営業時間・冬季休業は事前に各自で確認してください。

📍 羊蹄山の現地メモ

📋 トリッププラン

🏔 地形(自動)

地形分類(自動・公式ATESではない)コンプレックス
斜面方位NE · 65°高山帯4211894 m最大斜度52°斜度 (med)32°

斜度からの推定値です。正式な ATES 評価ではありません。

🌡 今日のコンディション

すべて推定値です。公式の雪崩情報・気象情報を優先してください。

⚠️ 雪崩情報(必読)

当日の危険度と雪崩バラ(方位/標高)は公式情報で確認してください。

📝 出発前チェックリスト

🗺 Hokkaido Wilds · Rob Thomson — HokkaidoWilds.org · CC BY-SA 4.0

🎥 山のまこちゃん · 動画レポート

ルートデータ出典: Rob Thomson — HokkaidoWilds.org · CC BY-SA 4.0 · ↓ GPX ダウンロード